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コーチングの効果 その2:ギターを弾けないコーチに、ギターの練習のコーチングをしてもらう 

実は来年1月に東京都内のあるところで行われるコーチ仲間の音楽祭で、クラシックギターのソロをやる予定です。


その音楽祭に向けて私は定期的にコーチングをしてもらっています。
私のコーチはギターが弾けない人なのです。でも、私はコーチのおかげで練習が進んでおり、感謝しております。


【私とギター】
全部話せば長くなるので、簡単に説明をいたします。


私は45年ほど前の中学生の時に見よう見まねでBeatlesのYesterdayをギターで弾き始めましたが、面白くなりまた母の勧めもあって高校時代にクラシックギターを習い始めました。先生も面白がってどんどん難しい曲にチャレンジさせてくれました。大学生に入学し先生のもとを離れましたが、今度はギタークラブに入り授業そっちのけで打ち込みました。


一学年上にものすごくうまい先輩がいて彼のように弾きたいとの憧れもあり練習に身が入りました。しかし卒業して働き始めて社会人のギターサークルに入ったものの、その後、結婚して子供ができたらめっきりギターを弾かなくなりました。そしてそのままギター放置がほぼ30年続いたわけです。


放置とはいえ、5年に一度くらいギターを弾きたい気持ちが蘇ってきて1ヶ月くらい弾いてはまた休眠という感じでした。


【目覚めと再冬眠】
私が加入している東京コーチング協会の仲間が4月に「音楽祭をやるので楽器を弾ける方募集」という案内を発表しました。私の中で5年サイクルのギター熱がちょっと蘇り、彼の呼びかけに「ギター弾きます」と答えました。


弾きたい曲が2曲あり、とりあえず参加表明をして練習することにしました。

音楽祭は11月。それを目指して頑張り始めましたが、1ヶ月もすると飽きてきて、休眠しました。


【再びの目覚めとコーチへのお願い】
8月に入り、さすがに3ヶ月しかないこと、自分のギターの腕前は相当劣化していたことを踏まえて、なんとかすることにしました。


私のコーチに相談すると、「え、私はギター弾けないですよ。」との答えですが、「いやいや、コーチングってクライアントに気づきを与えて、クライアントに行動を起こすことじゃないですか?」と懇願しました。


その言葉にコーチもコーチングすることを引き受けてくれました。


【本気に火がついた】
コーチングが始まったものの、コーチング直後はギターを弾いたもののまた放置が続き、3回目のコーチングの時にこれではいかんと、私から継続するアクションを申し出ました。


11月までの計画表を作りコーチと共有する。
毎晩30分練習する。
練習したらコーチに練習しましたとメッセンジャーでメッセージを送る。


今、まさにこんなところです。おかげで2曲のうち1曲はいい感じになってきました。
しかし、まだ楽譜を見ないで弾けることはできていません。これも計画表に織り込み済みで、計画表に従ってやっています。


【どんなコーチングセッションなのか?】
ギターを弾けないコーチがどんなコーチングをしてくれているか?


私のコーチは、次のような質問を投げてくれています。それを私が考えるというセッション。

コーチング初期段階
「どんな音を届けたいですか?」
「聞いた人にどんな気持ちになって欲しいですか?」


練習が進んでくると
「どんな練習をしますか?」
「練習の障害になるものはなんでしょうか?」
「本番では、聞き手はどんな表情を浮かべていますか?」
「東さんは弾いていてどんな気持ちですか?」

など私の気持ちが高まったり走り続けるエネルギーを補給する質問をしてくれています。


【これから】
結局、音楽祭は11月から1月に延期されましたが、計画は変更せずに練習を続け、コーチに伴奏、いや伴走してもらおうと考えています。


コーチングって本当に面白い!

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